フィードバックは「ダメ出し」?

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先日、ある新しい試みを行った友人の主催イベントに参加しました。そしてその後、「ここはこうしたら、もっといいものになるよ」というフィードバックをお送りしました。もちろん、忌憚ない意見を伝えるには、ある程度の信頼関係という背景が必要となります。さらに、それを送るには、勇気と覚悟という、自分の内面も試されます。言葉のチョイスやフィードバック内容のバランスを考えることも大切です。

フィードバックには「ポジティブ」と「ネガティブ」があり、「ネガティブフィードバック」という言葉には、少し身構えてしまう響きがあります。でも私は、それは決して悪いものではなく、むしろ相手の成長を願うからこそ大切にしたい関わり方だと思っています。その人のこれからを信じていなければ、伝える勇気はなかなか持てません。だからこそ、そこには「愛ある姿勢」が欠かせないのだと感じます。

以前参加していたある海外のコミュニティでは、ネガティブフィードバックのことを「改善できる点」と呼んでいました。相手を否定しないための、やさしい工夫だったと思います。その後、その呼び方は「学びの瞬間」へと変わりました。この言葉に出会ったとき、私はとても腑に落ちました。

「学びの瞬間」という表現には、できなかったことや足りないところを責める空気がありません。そこにあるのは、「気づけてよかったね」「やってみたから気づいたね」「ここから先があるね」という前向きなまなざしです。ネガティブフィードバックは、「ダメ出し」とは違います。誰かを裁くためのものではなく、次の一歩を一緒に考えるための対話なのだと思います。

大切なのは、指摘の内容以上に、どんな気持ちで向き合っているか。その人の可能性を信じ、成長を願う気持ちが伝わったとき、フィードバックはやさしい学びの時間になります。そんな「学びの瞬間」を、これからも大切にしていきたいと思います。

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