ベンチマーク訪問(2):五十鈴中央株式会社大和サービスセンター様

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2026年5月22日、一般社団法人幸せな人と組織づくりサポート協会(HHOSA)として、五十鈴中央株式会社の会社訪問をさせていただきました。

今回訪問させていただいた大和サービスセンターでは、五十鈴中央様の原点であるコイルセンター事業(スチールサービス事業)を行っています。

コイルセンターでは、金属の薄板を巻いた巨大なキッチンペーパーのような「コイル」を、製品に使えるように加工する事業を行っているということです。

大和サービスセンターでは、以前は離職が多かったものの、この4年間離職ゼロという快挙を収められています。

まずは、全員ヘルメットをお借りして、工場見学。一巻き10tにもおよぶコイルを、大型クレーンが自動で運んでいく部分が、最初に見られる圧巻の光景。その後、ロボットが裁断パーツをセットして指定された幅や形に切り分ける工程がありました。

「地域にも開かれたショールーム(見せる場づくり)」を目指す工場に入ってすぐに目についたのは、

・自動化が進み、オペレーターさんの数が思ったほど多くない。それにより、広々作業しているように感じられる。

・「工場」というイメージとはほど遠い、施設内のきれいな様子。

・それを支える工夫の一つが、社員一人ひとりの名前が貼られたホウキのラックコーナー。

でした。

五十鈴中央様では (1) 理念経営 (2) 参画経営 (3) 企業価値経営 を3つの柱としているとの説明がありました。

「人と組織が最重要」と何度も説明された通り、社員さん一人一人が「自分ごと」として自然に「私たちみんながいい職場にする」意識を持つための工夫は、随所に見られました。「誰かに言われる前に、自分で気づけるシステム」を心がけているそうです。

・仕事の3Kを軽減するための機械の開発・導入。そうした機械は他社にも使ってほしいという理由で、パテントをとっていない。安全と社員の健康・福祉を提供しているため、社員は会社を信頼できる環境。

・全員で安全パトロールと品質パトロールを行い、昼食後に共有。

・それぞれの強みの発掘活動、ありがとう活動など、会社の随所にそれぞれの意図・決意や自己紹介の掲示とそれを継続するための工夫がなされ、付箋を貼る場所が作られている。

・地域に開かれた会社にするため、小学校の見学を受け入れ、授業を提供。将来の採用にも役立つと考えられる。

・ラインについて説明してくださったのは、オペレーターさん。このセンターでは「誰もが工場の説明ができる」そうです。職人気質になりがちなオペレーターさんに、営業マンとしての資質を養ってもらっている。

・上記「ホウキマネジメント」(オフィスは雑巾を使用)。

・改装により、広々としたフリーアドレスのオフィスと、おしゃれな休憩・昼食用スペースと会議室がある。

・システム構築により、納品のミスがないようにした。

下の紹介ムービーのような明るくイキイキとしたセンターの姿を実現するために、この他にも、数えきれないほどの工夫と努力がなされていました。

見学を終えて一番印象に残ったシーンは、

・工場内で私たちが通りかかる度に、オペレーターさんが作業を中断して駆け寄ってきて、「いらっしゃいませ!」と深々とお辞儀して笑顔で挨拶してくれる。

・工場を案内してくれた女性社員さんが、私たちを連れたオフィスに戻る途中、さりげなく当たり前のように落ちていたゴミを拾った。

という場面でした。

この2つの光景は、五十鈴中央さんの社内風土を象徴していると感じられました。

見学後には、丁寧に作られたワークショップも開催してくださいました。

26名もの大所帯の私たちに膨大な手間・時間・コストをかけてくださった五十鈴中央様、ありがとうございました。!

*今回は先方様のご意向により、写真は掲載していません。

ベンチマーク訪問(1)(つばさホールディング様)はこちらからご覧ください。

五十鈴中央株式会社 HP

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