暗黙知探究フォーラム2027に向けて(8)〜未来から

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「未来を、臨場感を持って体感する」。

苫米地英人さん方式のコーチングでは、そんな考え方を重視しているようです。未来を頭で考えるだけではなく、まるで今そこにいるかのように体感する。そうすると、脳が勝手にそちらに進み始める。脳科学に基づくアプローチだそうです。

私の専門の一つであるAppreciative Inquiry(AI)にも、似たようなものがあります。

Dreamのプロセスで、私が「未来へピョン」と呼んでいるワークを行います。未来のありたい姿を、コラージュにしたり、オブジェにしたり、寸劇にしたり。

つまり、未来について「考える」のではなく、先取りしてちょっと未来に行ってみる。

すると、不思議なことが起こります。

頭で考えていたときには出てこなかったものが、突然出てくる。

「これ、なんか好き」

「この人がここにいると嬉しい」

「こういう感じは、違うな」

そんな、まだ言葉になっていない感覚です。

さらに面白いのは、手や身体を使うこと。

何をつくるかを頭で決めてから手を動かすのではなく、手を動かしているうちに「こっちだ」とわかってくる。まるで「手(身体)が教えてくれる」ようです。

私はこれを、「身体の”智慧”を聴く」と呼んでいます。

これって、暗黙知なんでしょうか?

私は、暗黙知そのものというより、暗黙知にアクセスする方法なのではないかと思っています。

暗黙知というと、ベテランの職人さんが長年の経験で身につけた「身体知」を思い浮かべます。でも、もしかすると暗黙知は、過去の経験だけに蓄積されているものではないのかもしれません。

まだ存在していない未来についても、「私は、こっちがいい」と、身体が先に知ることがある。

「未来へピョン」。そして、身体の智慧を聴く。

そのとき私たちは、頭がまだ知らないことを、身体から教えてもらっているのかもしれません。

もちろん、本当にそうなのかは、私にもわかりません。

だから、探究を続けています。

身体を使うと、私たちは何を知っていることに気がつくのでしょう?

◉ 暗黙知探求フォーラム2027は、2027年2月23日開催です!

◉ 暗黙知探求フォーラム2027 プレイベント続々開催中!

8月2日 vol.0 「身体知と暗黙知を探求する日」ゲスト:本間正人氏、方条遼雨氏

9月26日 vol.2 「みんな違ってくれないと困る!」〜ドラムサークルで探る、チームと身体の暗黙知

10月24日 vol.3 「熊マタギの知恵〜野生から学ぶ身体」 ゲスト:江花一実氏

11月 vol.4 「笑いとゆるみとファシリテーション」

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