コンフィデントゾーン

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今年になってから、The BOXというワークショップを認定ファシリテーターとしてご提供しています。

その中に、「コンフィデントゾーン」という聞きなれない言葉がさらっと出てきます。

「コンフォートゾーン」はよく聞きますが、「コンフィデントゾーン」とは何か? よくよく考えると、自分は過去にこの「コンフィデントゾーン」から出る試みをたくさんしていたことに気がつきました。

「コンフォートゾーン」は、その中にいれば安心という、パターン化され慣れ親しんだたエリア(ゾーン)と言えるでしょう。では、「コンフィデントゾーン」とは? なぜ自信があることがいけないの???

私は2003年からドラムサークルという、打楽器を使った非言語ワークショップのファシリテーターとして出発しました。

拙訳書『ドラミング リズムで癒す心とからだ』の著者、心理療法士のロバート・L・フリードマン氏から聞いて記憶に残った言葉に、次のようなものがありました。

「高齢者の最後の記憶は歌だと言われていて、たしかに高齢者は歌が大好き。なので、高齢者施設での音楽活動では”歌を使うべし”ということが常識となっている。でも僕はあえて歌を使わず、楽器だけでやってるんだ。だって、枠を超えてチャレンジしなければ、新しい発見はないでしょう?」

私自身もその後、多くのドラムサークルを実施していく中で、まさに同じことを何度も体験することになりました。経験を積むにしたがって、自分がどんなことならスムーズにできるのかがわかってきます。つまり「得意・不得意」がわかってきて、不得意なことや失敗しそうな介入を避けるようになっていく自分に気がつきました。

そこで、ある時期にはあえて「不得意」にチャレンジし続けるということをやってみました。すると、見事に(?)大失敗、大撃沈することもしばしば。そこから学んだことは、(1) 大失敗を参加者と一緒に笑えば場が和むという効果もある (2) 一瞬失敗しても、落ち着いていれば立て直すことはできる (3) 次回どうすれば成功するかアイディアを考える機会になる ということでした。

「コンフォート(居心地のいい)」と「コンフィデント(自信のある)」は一見真逆のように見えても、どちらも成長のために超えていく価値のある、ゾーンであると言えるでしょう。

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