大人も成長する

未分類

セルフメンテナンスのために、近所の温泉施設に行ってきました。

滝のようなしつらえがあり、そこをボンヤリ見ていると、いつか滝の上の水たまりにいたカラスのことを思い出しました。カラスは大きなパンをどこからか持ってきて、水たまりに置くといったんどこかへ行き、数分後に戻ってきて、ふやけて食べやすくなったパンを食べていました。その賢さには驚かされて、目が釘付けになりました。

私はその直前まで車の中で勉強会の内容を聞いていて、頭の中はそのことでいっぱいでした。ですが、せっかくくつろぎに来たのだから、そのことはいったん忘れようと思っていたのですが・・・

カラスのことを思い出して、「そんなことを考えながら入浴していた方が平和だな」と考えたものの、何か腑に落ちないことが・・・

そこで改めて考えてみると、勉強会では「今までできなかったこと(できないと思っていたこと、苦手なので避けていたこと)」が少しずつできるようになってきていて、そこに喜びを感じていることに気がつきました。

穏やかな時間も大切ですが、その一方で、成長している時には穏やかではない代わりに喜びがあります。

5年ほど前、あることを始めた時に、当時とても苦手だったウェブ上のスキルを駆使する必要が出てきました。それまでの私は、SEの友人が多かったこともあり、わからないことは何でも丸投げ。でも、彼らから返ってくるリンクに書いてあることがわからない。そもそも自分では、どうやって検索すればいいかもわからない。でも、この時にはついに「落ち着いて一歩ずつでも進めばできるはず」と、それこそ1mmずつの歩みを続けた結果、「やり続ければできる」「わからなければまず調べればいい」ということがわかりました。

そのことを当時の先生に「この取り組みで結果が出るかどうかは全くわかりませんが、私は(上のようなことが)できるようになって、長年の胸のつかえ(苦手意識)がとれたので、もし取り組みが失敗したとしても、私の中ではすでに成功です!」と伝えました。その先生は「そんなこと言う人には、初めて会った」と言っていました。

「できなかったことが、できるようになる」— これは、子供が成長していく過程では誰もが知っていることです。逆上がりができるようになった、九九を覚えた、等々、枚挙にいとまがないでしょう。でも、大人になっても人間は「できなかったことが、できるようになる」  そして、そこに喜びを感じるものだということが、今朝つくづくわかりました。

組織の中では「社員が成長しない」「(社員側が)ここでは成長できる気がしない(ので、辞めたい)」などの課題がよく見受けられますが、人はそもそも成長をしたいものだということに納得がいき、その大切さと、そこに対するアプローチを再考するきっかけとなりました。

コメント