言葉の選び方が、思考と組織を変えていく(1)

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先日、コーチ仲間との対話会で「人生の中で、何を大切にしているか?」を話し合いました。その際に、「”大切にしているもの”がすぐに浮かばなかったら逆に、”何を大切にしてこなかったか”を考えるといいかも」という意見がありました。

「ものごとを逆から考える」という発想です。

似たような発想に、Appriciative Inquiryで「フリップ」と呼んでいるものがあります。

簡単に言うと、「ネガティブ→ポジティブ」の転換です。

「ダメだ」「うまくいかない」「どうしようもない」「いくら言ってもムダだ」— そんな言葉は、私たちの脳内にいつも飛び交っています。

フリップすると、どうなるでしょうか? 「いくら言ってもムダだ」を例にとると、

→「今の伝え方では、届かない状態だ」

→「前提や関心が噛み合っていない」

→「受け取る準備がまだ整っていない」

「ムダだ」は思考の行き詰まりなので、「諦め→観察」に発想を変えればいいわけです。

・・・とは言え、こうしたフリップをしていくのは、簡単ではありません。

提案としては、

  • いったん立ち止まる習慣をつける
  • それが難しければ、言葉を出す前に一呼吸おく
  • ネガティブな言葉を発した時とポジティブな言葉を発した時の、自分の中の感覚の違いを味わう
  • その言葉が相手や周囲にどんな影響や空気をもたらすか、想像してみる

・・・やはり難しいですね。

ですが、日々のトレーニングによって、着実に伸ばすことができる能力です。脳はあなたのOS、それをどういう風に使うかは、習慣によって「育てる」ことができるのです。それはちょうど、文章入力する時に、あなたがいつも使っている漢字やフレーズが上位に表示されるのと同じ。ですから、根気よく、しかも気楽に続けてみましょう。

(具体的トレーニングのヒントは、こちらのワークショップで

そうした「脳トレ」をしばらく続けるうちに、反射的な「反応」が減り、「上位表示」される言葉に変化が起き、心が軽やかになっていくのを感じるでしょう。そんな「小さな一歩」「小さな成功」が、「脳トレ」をどんどん加速させます。

脳はどうしてネガティブな発想が得意なのか、、できるとどんなメリットがあるのか、は、次のブログで。

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